フリーラジカルって何?


活性酸素の話の時に、必ず一緒に登場するのがフリーラジカルです。よく「活性酸素は人の身体をサビさせて病気を引き起こす」とか「フリーラジカルは万病の元」といったタイトルを目にするので、活性酸素とフリーラジカルは同じものなのか?それとも違うのかと思われた方もいるでしょう。
ではフリーラジカルって何のことでしょうか?

活性酸素はフリーラジカルの一種

フリーラジカル
まずフリーラジカルとは化学的に言えば、ある原子の内部で核の周囲を回っている電子の一部がペアになっていないもの(不対電子という)をさします。

酸素は8個の電子のうち6個までは2個ずつペアになっており核の周りをまわっていますが、残りの2個はそれぞれの軌道を1個ずつで回っています。
(不対電子)不対電子を持つ酸素は非常に不安定で、他の分子などから電子を奪い取ったり、逆に与えたりします。あるいは他の電子や分子とくっついて安定しようとします。

しかし、くっついても必ず安定するとは限らず、再び化学変化を起こして、別の物質に変化することもあります。そして活性酸素は不対電子をもち不安定なフリーラジカル一種です。
人の体内では活性酸素はほとんど不対電子を持っていて、電子をやりとりした他の原子おとくっついたりを繰り返しています。

つまり活性酸素とフリーラジカルはイコールではありません。活性酸素はフリーラジカルの一種なのです。活性酸素以外にも塩素や、一酸化窒素、二酸化窒素、オゾンなどがフリーラジカルなのです。
しかし、酸素と健康についての話題であれば、フリーラジカルと言えば活性酸素を意味しているので フリーラジカルも活性酸素も同じことをいっていると考えてもいいでしょう。